田舎役場職員の遠吠え

Almost anything you do will be insignificant, but you must do it.

ヤヌスの鏡で見てみれば

公務員といえども人の子。

田舎役場にも様々な職員がいます。

例えば、早朝、自分が所属するスポーツチームの練習に行く際、朝刊を配達中の女性をひき殺した職員。

すぐに朝のニュースで逮捕が報じられましたが、路肩を走っていた自転車が、突然車道に寄って来たからという主張に、相手は死人に口なしという状況、今は広報係長として様々な出来事を取材しています。

 

ひき殺された女性は母子家庭で、3人の子供を育てるため、朝は新聞配達、昼はレジ打ちのパートで、懸命に生きている方でした。

夫とは死別したそうで、全く身寄りもなく、子供たちは施設に入ることになりました。

その広報係長は、今でも事件当時に乗っていた車と同じような、前方の見えづらい大きな四輪駆動車を乗り回し、毎週、水上バイクを楽しんでいます。

 

そして、今、同じ係にいる図書館職員。

役場に入った頃に、後輩の女性職員をストーカーし、深夜、女性職員の部屋に侵入したこともあったそうで、ストーカーされていた女性職員から、この男性職員には気を付けてくださいとアドバイスされました。

 

この二人に共通しているのは、まったく犯罪者には見えないということ。

というよりも、どちらかというと爽やかな部類に入るでしょう。

人は見た目で判断するのは難しいかもしれませんが、田舎役場職員という職業で判断して、あまり近づき過ぎないことは、案外正解なのかもしれません。

 

 

「ストーカー」は何を考えているか (新潮新書)

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親なき子―北海道家庭学校ルポ

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