田舎役場職員の遠吠え

Almost anything you do will be insignificant, but you must do it.

こんなものいらない「教育委員会」

役場には、必要のない会議がエベレストのようにあります。

なかでも毎月定例で行われている教育委員会(会議のことです)は、最高ランクに入ります。

 

まず、会議の数日前に、あらかじめ議案が配布されます。

内容は、ものすごく浅い案件が多く(なんせ毎月開催されるため、無理やり案件を見つけているようにも思えます)、すでに確定しているようなことばかりです。

会議当日、教育長からお決まりの時事ネタを混ぜた挨拶があり、その後、順番にしたがって職員が議案内容の説明を行います。

しかもほとんどの案件が一目瞭然の資料であるにもかかわらず、全て事細かく口頭で説明していきます。だから長くて、長くて、眠くなります。

そして、形だけの質疑応答があって、賛否の採決を行われますが、否決されることはありません。

なぜなら、事前に説明も済ませているからです。

 

これって、わざわざ時間を割いて会議を開催する必要あるの?

メールで良くない?

と、始めて代理で参加した際に、思わずつぶやいてしまい、担当している職員に睨まれてしまいました。

でも、代理出席してまで参加しなければならない会議では、100%ありませんでした。

 

では、なぜ、わざわざ平日の昼間に会議を開催しているのでしょう?

 

それは、高額な委員報酬を支払うためです。

ちなみに、教育委員というのは民間の方々ですが、身分は非常勤の特別職(公務員)になります。

結構な額の交通費も出るし、老人たちの時間つぶしにもなります(日中、役場に来られるような人にしか委嘱しません)。

こうやって、行政側につく人たちには、いつまでもお小遣いが支給される仕組みです。

もっと言えば、もし採決に反対するようなことをすれば、委員を辞任することになり、お小遣いも貰えなくなってしまいます。だから…

 

別に私的にはどうでもいいことなんですけど、こういった社会制度を変えていかない限り、学校制度も変わらないだろうし、イジメだってなくなることはないでしょう。

教育委員会に来て3年目の私でさえ気づくのに、みんな本当にイジメ問題を根本から解決したいと思っているのでしょうか?

 

田舎役場は、まさに日本の縮図です。

 

 

こんな教育委員会はいらない―教育委員会への手紙

こんな教育委員会はいらない―教育委員会への手紙