田舎役場職員の遠吠え

Almost anything you do will be insignificant, but you must do it.

とりあえず最後に笑えばいい

 

多動力 (NewsPicks Book)

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 超閉鎖的なムラ社会の役場において、見ていて深刻に思える案件は、イジメ問題です。

ただこれもよくある学校のイジメ問題と一緒で、なかなか解決の糸口は見えません。

学校の場合は、子どもが自殺して初めて動き出す感じですが、役場の場合は、自殺しても指をさされて笑われるだけです。

ちなみに、私の役場だけに限らず、隣町でも、その向こう隣りの町でも、コンスタントに役場職員の自殺者が出ています。

 

かつて私のことを何かと気にかけ、声をかけてくれていた役場職員が、お金の事情と家庭の事情で、残念ながら練炭自殺をしました。

翌日、役場の誰もが自殺をネタに、楽しそうに話していたことが、まるで悪魔達の集会を見ているようで、どうゆうわけか急に、生まれて初めてジンマシンになりました。

この組織で死なないためには、とにかく権力に媚び諂い、人を傷つけることを厭わない人間であり続けること、それが嫌なら、絶対に負けない強い精神力を持って戦い続けること、地方の田舎役場で職員を続けていくなら、この二択しかありません。

 

私がとった選択肢は、強い精神力を持ち続けるために、だれにも負けない法令知識を身に着けることでした。

地方の役場職員というのは、政令市や都道府県の職員と違い、法令遵守の意識など皆無なので、もしイジメようとして理不尽なことを命令してきても、法令を根拠に意見を返してやるだけで、簡単にブロックできます。

 そうです!

「その程度の知識しかない馬鹿の分際で、偉そうに喧嘩売ってきてんじゃねーよ!」的なオーラ出して言い返してやれば、とりあえず面と向かってのイジメはなくなります。まぁ、陰口を言われる量や、とんでもない噂の類はハンパなく増えましたけどね。

 あとは、とにかく自分の関わる世界を広げること。

公私ともに役場という世界だけで生きていると、その世界で受けたダメージが、自分のすべてになってしまい、行き着く先は「死」のみです。

趣味でも何でも良いので、役場職員以外の人たちとの世界を、複数つくっておくことで、役場生活なんて、自分を占めるごく一部の出来事、取るに足りないものに思えてきます。

 今、私に普通に話しかけてくれるのは、守衛のおじさんと、掃除のおばさん、公用車運転手の方ぐらいなんですが、誰もいないところ限定ではあるものの、話しかけてくる職員も少なからずいるので、まだ救いようがあるのかもしれません。

地方公務員を目指すなら、ここら辺が結構大きな問題かもしれませんね。